今日の絶景

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スロバキアの田園地帯の丘に聳える
中欧最大級の城はまるで迷宮のよう

Magnificent View #754
スピシュ城(スロバキア)

(C) Miles Ertman / Masterfile / amanaimages

 スロバキア東部ののどかな田園地帯に立つスピシュ城は、中央ヨーロッパ最大級の城だ。1993年に世界遺産に登録され観光客も訪れているが、その立派なたたずまいとは裏腹に、ここは廃墟となっている。

 城が建てられたのは12世紀。13世紀に東からモンゴル帝国が、その後、オスマン帝国が攻めてきた際は、防御の拠点として重要な役割を果たしていた。だが、18世紀初頭、最後の居住者が、交通の不便さからほかの街に転居。1780年に火災に遭い、廃墟に。

 当初はロマネスク建築の要塞として建てられ、その後、ゴシック様式やルネッサンス様式に改装されている。時代ごとにめまぐるしく城主が変わり、そのたびに改築や増築がされ、徐々に巨大化した城は、まるで迷路のような造り。だが、それもまた歴史の厚みを感じさせるとして、人気を集めているという。

2015.10.24(土)

文=芹澤和美

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