獲得マイルで、またもやファーストクラスに!

カタール航空のファーストクラス。たったの1時間のフライトだったけれど、ファーストクラスの乗客がたったのひとりという思い出深いフライトだった。

 マイルを貯めるために、まず、いくつもの種類があるJALカードの中から、「CLUB-A」のゴールドカードを作った。後で説明する、JALグローバルクラブのステイタスには「CLUB-A」カードを持っていることが必要だったのだが、これによって、入会と初回搭乗のボーナスマイルや、JAL便のフライトに乗った際のボーナスマイルが加算される。私は、ショッピングマイルなどの特典を比較検討してゴールドカードを選んだ。

JALの「CLUB-A」ゴールドカード。「ワンワールド」の世界一周航空券を使うなら、早めに「CLUB-A」カードを作りたい。(写真提供:JAL)

 さらに、航空券の購入をJALのサイトで、JALカードを使うことにより、100円につき2マイルを得ることができた。一般的なクレジットカードは100円につき1マイルなので、2倍。額が大きかったので、これで一気に3万マイル以上の獲得となったのだ。その他に、機内でJALカードを使ったので、実際にはもう少し貯まった。ちなみに、機内のWi-Fi接続や免税品は、JALカードで支払うと10パーセント引きになる。

 ヨーロッパ行きの特典航空券は、ビジネスクラスの片道が4万2500マイル、ファーストクラスの片道が6万マイル。ファーストクラスで世界一周して得た10万6895マイルを使って、2回目のファーストクラスを使った旅(片道だけだけど)をしてきたのが、別の記事でレポートした、ジャンボジェット機のコックピットに泊まったりスペインのバル巡りをしたり、のヨーロッパ旅だった。

 ファーストクラスで世界一周して得た、おまけのファーストクラスの旅だった。それを考えたら、うっかり高いほうの航空券を買ってしまったけれど、もとは取ったと言える(笑)。

左:もっとも長かったフライトは、カンタス航空のドバイからシドニーまでのA380。電動でシートの向きや高さが変わったり、いろいろなマッサージの種類があったり、楽しいフライトだった。
右:14時間のフライトを笑顔でサービスしてくれたカンタス航空CAのブレットさん。お世話になりました!
キャセイパシフィック航空のファーストクラスのシート。香港からバンコクまでと、距離が短かったのが惜しいくらい居心地のいい空間だった。

 ファーストクラスで世界一周の旅で遠回りしたもうひとつの理由は、JALグローバルクラブ(ANAの場合は、ANAスーパーフライヤーズ)に入会すること。最初のフライトを、南米行きの乗り継ぎに便利なロサンゼルスではなく、わざわざニューヨーク便にしたのは、JAL便のマイル数が欲しかったから。それは、JALグローバルクラブに入会するためだ。

 JALグローバルクラブについて少しご説明したい。ANAスーパーフライヤーズも、サービスとしてはほぼ同じなので、自分がマイルを貯めやすいほうを選べばいい。今回の旅では「ワンワールド」の航空券を選んだので、日系の航空会社はJALだ。JALグローバルクラブというのは、1~12月の間に、規定の距離以上、もしくは規定の回数以上のフライト利用で得られる優待資格のようなもの。一度取得すれば、なんと、翌年からは搭乗回数やフライトマイル数にかかわらず、カード年会費を支払うだけでステイタスが更新されるのだ!

 いっぽう、JALマイレージバンクのサービスステイタスのランクは4種類、下からクリスタル、サファイア、プレミアム、ダイヤモンドがあり、サファイア以上になるとビジネスクラスのチェックインカウンターやラウンジが利用でき、プレミア以上になるとファーストクラスのチェックインカウンターとラウンジが利用できる。そして、JALグローバルクラブに入会することができるのは、サファイア以上。特典として価値があるのはサファイア以上なのだ。

こちらは、ファーストクラスで世界一周して貯まったマイルで交換した特典航空券で乗ったおまけのファーストクラス。パリから羽田までのフライトの朝食。8月だったので満席だった。

2015.10.16(金)
文・撮影=たかせ藍沙