今日の絶景

今日の絶景

血なまぐさい虐殺の記憶に満ちた
ウズベキスタンの古都の王城

Magnificent View #725
アルク城(ウズベキスタン)

(C) Robert Harding Images / Masterfile / amanaimages

 ウズベキスタン南東部の都市ブハラ。その旧市街に立つアルク城は、ウズベク族が築いたブハラ・ハン国の歴代の王が暮らした城。少なくとも紀元前4世紀頃から存在していたとされている。

 13世紀前半にモンゴル軍の襲来を受けた際は、多くの住民がこの城に立てこもって抵抗したものの、チンギス・ハーンに大虐殺され、城も破壊されてしまった。その後も、城は何度も外敵に破壊されては修復を繰り返していたが、1920年のソビエト赤軍による爆撃でほぼ焼失。当時のものは、石造りの部分だけが残されている。

 広大な城の中には、居室や謁見の間のほか、モスクや家畜小屋など、さまざまな部屋や施設がある。門を入ってすぐのところにあるのは、かつて多くの囚人が収容された監獄だ。歴代の王は残虐で、多くの市民が処刑されるなど、血なまぐさい歴史もあるアルク城。現在は、土産物店も入り、にぎやかな観光スポットとなっている。

2015.09.25(金)

文=芹澤和美

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