【次に流行るもう一曲】
大原櫻子「真夏の太陽」

亀田誠治が全力投球でプロデュースを手がける

伊藤 2曲目は大原櫻子の3rdシングル「真夏の太陽」。彼女は今もっとも話題のギター女子であり、女優としても活躍するティーン・アーティストですね。

山口 はい。注目されていますね。フジテレビから鳴り物入りでデビューしたシンデレラ・ガールって感じです。彼女のマネージメントチームは、私の親しい人たちなので、ずっと気になって見ています。フジテレビの子会社である音楽出版が本業のフジパシフィックミュージックが、初めて本格的にアーティストマネージメントに取り組んでいますね。

伊藤 ですね。デビューの時にアーティスト&女優同時デビューを果たして話題になりましたけど、7月からのフジテレビ月9「恋仲」にも出演するとのこと、女優としてもノッてる感じします。大原櫻子のプロデューサーと言えば亀田誠治ですが、カップリング含めガッツリと作詞作曲までしていて、チカラ入れているなぁと感じました。ディレクターにも会って話をしましたが、いまどき珍しいってくらい音楽制作にド真剣なのが伝わってきました。今回は夏らしいロックサウンドに、大原櫻子のキラッとした声が爽やか。あえてこの“何でもアリ時代”に、王道ポップチューンを堂々とぶっこむこのチーム、この勇気と実力はすばらしい。

山口 このプロデュースは、安心の亀田印だなって思いました(笑)。

伊藤 ですね。でもこのチームは、これからチャレンジングなことをどんどん仕掛けてくると思うんですよ。2015年後半は大胆に進化する大原櫻子に期待しています!

大原櫻子「真夏の太陽」
ビクターエンタテインメント 2015年7月22日発売
初回限定盤A[CD+DVD+フォトブック]1,800円、初回限定盤B[CD+DVD]1,500円、
通常盤[CD]1,200円(税抜)
■大原櫻子は、2013年公開の映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』の全国ヒロインオーディションに合格しデビューを果たす。このシングルと同時に、初のライブDVD&Blu-ray『1st TOUR 2015 SPRING~CHERRYYYY BLOSSÖÖÖÖM!!!~』もリリースされる。
■「真夏の太陽」作詞・作曲/亀田誠治
■オフィシャルサイトURL http://sakurako-web.com/

【動画サイト】
「真夏の太陽」

URL http://sakurako-web.com/video/musicvideo/20150702_1527.html

山口哲一 (やまぐち のりかず)
音楽プロデューサー、コンテンツビジネス・エバンジェリスト。(株)バグ・コーポレーション代表取締役、「デジタルコンテンツ白書」(経産省監修)編集委員。プロデュースのテーマに、ソーシャルメディア活用、グローバルな視点、異業種コラボレーションを掲げて、音楽とITに関する実践的な研究を行っている。著書に『ソーシャルネットワーク革命がみるみるわかる本』(ダイヤモンド社)、『ソーシャル時代に音楽を“売る”7つの戦略』『プロ直伝! 職業作曲家への道』(リットーミュージック)、『世界を変える80年代生まれの起業家 ~起業という選択~』(スペースシャワーネットワーク)、『DAWで曲を作る時にプロが実際に行なっていること』(リットーミュージック)がある。詳細プロフィールはこちら
Twitter@yamabug https://twitter.com/yamabug
ブログ「いまだタイトル決めれず」 http://yamabug.blogspot.jp/
作曲家育成セミナー「山口ゼミ」 http://www.tcpl.jp/openschool/yamaguchi.html
WEDGE Infinity連載「ビジネスパーソンのためのエンタメ業界入門」 http://wedge.ismedia.jp/category/entertainment

伊藤涼 (いとう りょう)
音楽プロデューサー、ソングライター。「青春アミーゴ」などのミリオンセラーをプロデュース、後にフリーランスに。ソングライターとして、乃木坂46「走れ!Bicycle」、AKB48「ここにいたこと」などの作品がある。作詞アナリスト、フードミュージックプロデューサーとしても活躍。論理的で明晰な分析力に注目。著書に『作詞力 ウケル・イケテル・カシカケル』(リットーミュージック)、山口哲一との共著に『最先端の作曲法 コーライティングの教科書』(リットーミュージック)がある。
マゴノダイマデ・プロダクション http://www.mago-dai.com/
ブログ「伊藤涼の音楽」 http://ameblo.jp/magodai/
伊藤涼が主宰する作詞研究室リリック・ラボ 
http://www.mago-dai.com/?p=778

Column

来月、流行るJポップ チャート不毛時代のヒット曲羅針盤

音楽ビジネスとITに精通したプロデューサー・山口哲一。作詞アナリストとしても活躍する切れ者ソングライター・伊藤涼。ますます混迷深まるJポップの世界において、この2人の賢人が、デジタル技術と職人的な勘を組み合わせて近未来のヒット曲をずばり予見する!

2015.07.17(金)
文=山口哲一、伊藤涼