穀物や野菜を中心とした食事法、マクロビオティック。この連載では旬の食材を使った簡単マクロビレシピを紹介します。オールベジとは思えないしっかりしたおいしさと食べごたえは、週末のブランチや友人の集まるパーティレシピにもぴったり。ストイックになりすぎない「ゆるマクロビ」をはじめましょう。

「きゅうり」のセルクルサラダ

 きゅうりをリボン状にスライスし円形の型に仕立てて、セルクルサラダを作ります。

 中身のサラダは何でも構いませんが、きゅうりに豊富に含まれる、美肌効果のあるビタミンCはビタミンB1と合わさることで疲労回復効果も高まるので、ナッツ類などビタミンB1が豊富な食材を合わせて食べることがおすすめです。

 今回はサラダにクルミを使い、また豆腐マヨネーズがベースのタルタルソースに、ビタミンB群が豊富で、卵やチーズのような風味で料理にコクを出してくれるニュートリショナルイーストを加えました。

 見た目もキュートでおもてなしにもピッタリなセルクルサラダ、味わいも栄養価も満点です! ぜひトライしてみてくださいね。

【旬の食材】きゅうり

 「きゅうり」はインド原産の夏野菜です。

 豊富に含むカリウムが利尿を促し、むくみの改善に効くほか、消炎作用もあるので胃炎や膀胱炎にも効果があり、軽いやけどなどの外傷に外用薬としても良いと言われています。

 ビタミンCが豊富で美肌に効果があることでも知られていますが、その効果を最大限に取り入れることができる食べ方は糠漬けです。糠に含まれるビタミンB1にはビタミンCに作用し美肌作りに効果があるほか、疲労回復効果もあります。糠漬け以外にもビタミンB1を含む食材と合わせることで同じ効果が期待できますので、疲れた日には意識して取り入れると良いでしょう。

 マクロビ的には夏野菜は全般に陰性で体を冷やすと考えられています。暑い季節には、ほてる体をクールダウンしたいもの。空調に頼るのではなく、涼を呼ぶ食べ物で暑さをしのいでいきたいですね。

<次のページ> 「きゅうり」のマクロビレシピ

2015.06.26(金)
文=中村恭子
撮影=秋元良平