今日の絶景

今日の絶景

万華鏡のように輝く美しいホールは
アイスランド経済復活の象徴?

Magnificent View #590
ハルパ・レイキャヴィク・コンサートホール&会議センター
(アイスランド)

(C) Robert Harding Images / Masterfile / amanaimages

 アイスランドの首都レイキャヴィクの静かなハーバーエリアで、ひときわ存在感を放つこの建物は、2011年にオープンした文化複合施設。1万枚もの窓ガラスを幾何学模様に組み合わせた斬新なデザインに目を奪われる。

 設計は、「光の巨匠」と呼ばれるデンマークの建築家、へニング・ラーセン。ユニークな外観は、アイスランドでよく見られる「柱状玄武岩」の形を参考にしたのだという。

 建物の建設が始まったのは2007年。周辺に高級ホテルやショッピングモールなども配した巨大プロジェクトの一貫として、2年後の完成をめざしていた。しかし、2008年、アイスランドは金融危機に直面。一時は建設中止も検討されたものの、計画を縮小した形で再開され、現在の建物が完成した。

 「ハルパ」はアイスランド語で女性の名前や妖精、楽器のハープ、古い暦で「長い冬を終えた後の夏の始まりの日」を意味するのだそう。建設中止の危機からみごとによみがえった美しいホールには、ぴったりの名前かもしれない。

2015.05.13(水)

文=芹澤和美

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