今日の絶景

今日の絶景

キューバの首都がくぐり抜けた
波乱の歴史を見守り続けてきた要塞

Magnificent View #583
モロ要塞(キューバ)

(C) Robert Harding Images / Masterfile / amanaimages

 高さ20メートルもの城壁を誇り、カリブ最強の砦ともいわれたモロ要塞は、スペイン統治下の16世紀に築かれたもの。

 1519年以降、港を中心に都市が築かれたハバナは、貿易の主要な中継地として発展。カリブの富が集まる街は、フランスやイギリス、オランダから遠征する海賊たちの格好の標的となっていた。それらから街を守るべく築かれたのが、このモロ要塞をはじめとした、いくつかの要塞だ。

 1762年、イギリス軍がモロ要塞を襲撃し、1年にわたって占拠。一時的にハバナはイギリスの手に渡るが、その後、スペイン政府はフロリダと交換にこの地を取り戻し、さらなる要塞を建造して自衛力を高めた。

 砦としての役目を終えた現在、建物は灯台として使用され、観光スポットに。そこから見えるのは、真っ青な空と海、市街地の風景。旧市街からは、長さ約733メートルの海底トンネルを通って行くことができる。

2015.05.06(水)

文=芹澤和美

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