皿の美しさが群を抜く繊細な料理の数々

「料理はいくつかのディテールの積み重ねだけど、テーブルセッティングも同様で、細かいこだわりが大きな違いをもたらす」というスタッフ。店内の様式美も料理に負けないくらいだ。
左:深くすくって口に入れると、見た目からは想像つかないレモンパイの出来上がり。
右:“イカのソテー、インゲン豆のエスカベッシュとミーガス(燻製したタマネギとパン粉を刻んで混ぜたもの)添え”。鰹、昆布、シイタケで取った出汁をかけて食べる。黒い線はイカスミで描かれている。
左:今春デビューの新デザート“チョコレートクランチ”。チョコレートクリームとオレンジアイスをアーモンドと一緒に食べると……!?
右:バスク料理に欠かせないメルルーサのグリル。下に敷いてあるのは、燻製したナスのソース。アマランサスの種とトマトのムース。周りには、ポン酢のジュレ、醤油のマカロニ、オリーブオイル、唐辛子のエキスのジュレ。すべてを合わせて食べるとポン酢が利いたなじみ深い味。

Kokotxa(ココチャ)
所在地 Campanario 11, San Sebastián
電話番号 +34-943-421-904
営業時間 13:30~15:30、20:45~23:00
休日 日曜・月曜
URL http://www.restaurantekokotxa.com/

Feature

ここが世界一美味しい街!
サン・セバスチャン至上の4軒

撮影=橋本 篤