奥田瑛二氏が感じた富山 ---TOYAMA IMPRESSION---

 富山市と高岡市で開催される文化フォーラム「エンジン01 オープンカレッジ(外部サイト)」で、大会委員長を務める奥田瑛二さんが感じた「富山」とは?

市電が走る風景を大切にしたい <富山市内環状線セントラム>

8月オープン予定の富山市ガラス美術館(設計・隈研吾氏)をバックに。市内環状線は富山駅北側を走る富山ライトレールと接続する構想だ。

 人口減少と高齢化社会を見据えて、富山市は「公共交通の活性化によるコンパクトなまちづくり」を推し進めている。そこで導入されたのが、自転車市民共同利用システム「アヴィレ」。事前の登録により、市内各所に設置されたステーションから自由に自転車をレンタルすることができる。奥田さんも「アヴィレ」に目を留めた。「あの青い自転車はスタイリッシュで面白いね。トラムとよく似合う」。 市内環状線を走る新型車両「セントラム」とコミュニティサイクル「アヴィレ」、どこかヨーロッパの街を連想させるテイストだ。

「アヴィレ」のステーションと環状線「セントラム」。

【コンテンツ一覧】
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Feature

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撮影=志水 隆
プロデュース=関 幸子
協力=富山市