3月14日、待ちに待った北陸新幹線がいよいよ開業の日を迎える。これで東京と富山は約2時間。ぐっと身近な存在になる。そこでどんな出会いが待っているのか。富山には、あなたの知らないアメイジングがいっぱい。驚きと感動をもとめて、さあ、春の富山にでかけてみよう。

◆ おわら風の盆

雪洞(ぼんぼり)の灯りに浮かび上がる夢まぼろしの世界

 毎年9月1日から3日間、普段はひっそりと静まり返っている八尾の町が、25万人を超える観光客でごった返す。越中八尾の「おわら風の盆」だ。哀愁をおびた三味線や胡弓の音に合わせて、優雅に町筋を踊り流す編み笠の男女。小説や映画の舞台にもなり、「おわら」は全国的に知られるようになった。本祭では、町ごとに揃いの衣裳をまとった若い男女の踊り手が、地方の奏でるおわら節に合わせて「町流し」と「輪踊り」を披露する。夕暮れが迫り、古い町並みを雪洞の灯りが照らし出すころになると、その優雅な踊りはさらに風情を増す。

「日本の道百選」にも選ばれた八尾・諏訪町本通り。美しい石畳の道もこの日は人で埋めつくされる。

越中八尾観光協会
電話番号 076-454-5138

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撮影=志水 隆
プロデュース=関 幸子
協力=富山市

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