春の富山へ、アメイジングを探しにいこう

春の富山へ、アメイジングを探しにいこう

天然の生け簀・富山湾、伝統の薬膳料理 
富山の「食」がアメイジング!

 3月14日、待ちに待った北陸新幹線がいよいよ開業の日を迎える。これで東京と富山は約2時間。ぐっと身近な存在になる。そこでどんな出会いが待っているのか。富山には、あなたの知らないアメイジングがいっぱい。驚きと感動をもとめて、さあ、春の富山にでかけてみよう。

◆ 料亭・松月の福団子

白エビ200尾の旨味をひとつに凝縮した感動の味わい

「旬慈一膳」の料理の数々。 左:ズワイガニと”福団子”。
右:手前が白エビの唐揚げと刺し身。中央は鯛の“大名椀”。

 創業は1911(明治44)年。かつて廻船問屋街として栄えた岩瀬の旦那衆がひいきにした老舗の料亭だ。富山湾の旬の味を堪能することができる。

 富山湾には、浅いところの暖流系と、深いところの冷水系の両方の魚が生息している。そのため水揚げされる魚介類の種類は、なんと200種類。一年中、四季折々の海の幸を楽しむことができるのだ。それも港と漁場が近いことから、新鮮なまま市場に並ぶ。まさに“天然の生け簀”だ。

「松月」で有名なのは、富山を代表する海の幸、白エビの料理の数々。なかでも一年を通じて味わうことができる白エビの“福団子”は、食通として知られる国文学者の故・池田弥三郎氏がこよなく愛した一品だ。三代目となる現在のご主人が40年ほど前に創作したものだそうだが、ひとつの団子に白エビ200尾をつかうという、その奥深い味わいは感動的だ。

「松月」階上の大広間。和紙にシルエットで浮かぶ富山の伝統工芸・井波彫刻の欄間が見事。

松月
電話番号 076-438-1188

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2015.03.10(火)

撮影=志水 隆
プロデュース=関 幸子
協力=富山市

※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

CREA Traveller 2015年春号

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