蛇口をひねれば「おいしい水」が出てくる
富山の「自然」がアメイジング！

◆ 立山の峰々

富山のシンボル。美しく雄大なその姿はまさにアメイジング

夕暮れの室堂・みくりが池。思わず息を呑む神秘的な佇まいだ。

 北陸新幹線で第2魚津トンネルを抜けると、車窓左手に広々とした富山平野がひろがる。そしてその背後にそびえる山々。富山のシンボル・立山連峰だ。

 3000メートル級の山々が連なる険しい山貌だが、標高2450メートルの室堂までは、登山経験のない人でも楽に行ける。電鉄富山駅から富山地方鉄道に乗って立山駅へ。そこから美女平まで立山ケーブルカー。さらに美女平から室堂までは立山高原バスが通っている。日本最高所にあるターミナル・室堂まで富山市内から2時間余り。静かに水をたたえる室堂・みくりが池の青い湖面を眺めていると、時が過ぎるのを忘れてしまう。アメイジング──驚きと感動、その言葉はこの場所にこそふさわしい。

弥陀ヶ原の湿原。木道を散策しながら高山植物を観賞しよう。

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撮影＝志水 隆
プロデュース＝関 幸子
協力＝富山市