夢は堤真一のようなどんな役も演じられる俳優に

――今回、神原役を演じきったことで、将来どんな俳優になりたいなどのヴィジョンは見えてきましたか?

 今回初めて大きな役をいただいて、最初から最後まで演じる責任みたいなものを感じましたし、覚悟も生まれました。それに、神原役を演じたかったほかの子たちのためにも、スゴい俳優になりたいと思います。堤真一さんのように、どんな役でも演じられる、どんな役でも任せられると思ってもらえる俳優さんになりたいです。楽しみながら演じていきたいと思っています。

板垣瑞生
2000年10月25日生まれ。東京都出身。14年には『闇金ウシジマくん Part2』で映画デビュー。『アオハライド』では東出昌大演じる主人公・馬渕の中学時代を演じた。また、EBiDAN(恵比寿学園男子部)の所属メンバーでもあり、新ユニットM!LKとして3月25日「コーヒーが飲めません」でCDデビュー!

『ソロモンの偽証 前篇・事件』
クリスマスの朝、雪に覆われた中学校の校庭で生徒の死体が涼子(藤野涼子)らに発見。彼の死によって校内に緊張感が漂う中、彼の旧友を名乗る神原(板垣瑞生)が現れ、その一方で、彼の転落死の現場を目にし、犯人を知っているという者から告発状が放たれる。
(C)2015「ソロモンの偽証」製作委員会
2015年3月7日(土)より公開
※『後篇・裁判』は、2015年4月11日(土)より公開
http://solomon-movie.jp/

くれい響 (くれい ひびき)
1971年東京都出身。映画評論家。幼少時代から映画館に通い、大学在学中にクイズ番組「カルトQ」(B級映画の回)で優勝。その後、バラエティ番組制作を経て、「映画秘宝」(洋泉社)編集部員からフリーに。映画誌・情報誌のほか、劇場プログラムなどにも寄稿。

Column

厳選「いい男」大図鑑

 映画や舞台、ドラマ、CMなどで活躍する「いい男」たちに、映画評論家のくれい響さんが直撃インタビュー。デビューのきっかけから、最新作についてのエピソードまで、ぐっと迫ります。

2015.03.06(金)
文=くれい響
撮影=杉山拓也