自分に似ていた新作『サムライフ』での役柄

――その後、自身の大きな転機となった作品はありますか?

 『好きっていいなよ。』です。とても重要な役柄でしたし、この現場ではラブシーンがあったこともあり、演技に集中することができたんです。いつかはそういうシーンが来るんじゃないか、と覚悟はしていましたが(笑)、それまでは自分自身、迷いながらお芝居していた気がします。でも、この作品によってフッ切れることができました。それに、「肉体改造部」の福士蒼汰くん、市川知宏くん、永瀬匡くんとも一緒だったので、芝居自体はリラックスして臨むこともできました。福士くんとは『神さまの言うとおり』でも一緒でした。優しい先輩で、今後自分が目指すべき目標でもあります。

――今回公開される『サムライフ』では自分の居場所が分からない青年・ダイスケを演じていますね。

 監督と最初にお会いしたときに、いろいろとお話しをしたんですが、その後に「どこか将来に不安を抱えていたところがダイスケに似ている」と言われたのを覚えています。そして、「ダイスケは山本くんに任せるから」という言葉をいただいて、とてもうれしくて……泣いてしまいました(笑)。ほかにも、ダイスケと自分は似ていたところもあったので、楽しみながら演じることができました。

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2015.02.20(金)
文=くれい響
写真=鈴木七絵

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