日本古来の素材と伝統美が織り成すデザイン

スタンダードルームとしては都内最大級の広さ(71平方メートル)を誇るデラックスルーム。伝統美を凝らしながら、機能は最新鋭。

 日本古来の素材と伝統美が織り成すデザインは、凜とした清々しさを漂わせながら、穏やかで親しみ深い。ガラス張りの壁面から差し込む陽射しにより、移ろう景色も心に染み入る。そのイメージは客室へも続く。和の様式をモダンに再構築した客室の居ごこちはよく、気持ちをなごませる。絶景に寄り添うデイベッドで過ごすひとときも忘れがたい。

客室のバスルームはすべてビューバス。広く深い浴槽を設え、檜の手桶と腰掛け、最高級の今治タオルやバスローブなどが整う。

 数々のアマンに携わってきた建築家ケリー・ヒル氏は、ここでも他のリゾート同様、その土地の環境や文化に根ざした設計を心がけたという。デザインコンセプトは伝統の日本家屋、自然、空間、照明、縁側、素材。ブランドの美学が込められた都市型ホテルは、日本のかたちを現し、すみずみに宿しているようだ。

AMAN TOKYO(アマン東京)
所在地 東京都千代田区大手町1-5-6 大手町タワー
電話番号 03-5224-3333(代表)、0800-1111-033(予約専用)
客室数 84
料金 デラックスルーム75,000円、プレミアム85,000円、スイート120,000円~
※税・サービス料別
※2015年5月末までの開業記念料金
URL http://www.amantokyo.com/

2015.02.06(金)
文=上保雅美
撮影=橋本篤

CREA 2015年3月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

東京ひとりガイド

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