今、CREA世代のみんながこぞって注目するデスティネーションは、何といっても台湾。「台湾といえば」の定番パイナップルケーキ、キャスキッドソン顔負けのセンスを誇るカラフルなバッグ、そして地元の女性に大人気のマスキングテープなど、友人へのプレゼントに、自分へのご褒美にぴったりのお土産を、現地在住ライターの片倉真理さんが厳選してご紹介します。絶対手に入れたいベストアイテムはこれ!

これが台湾女性の胸を最もときめかせるアイテム!

マスキングテープは1個80~220元(日本円約296~814円)。ファンテープは1個35~45元(日本円約129~166円)。

 今、台湾人女性のハートを最もときめかせているもの。それはマスキングテープです。ここ数年、台湾では個性豊かなマスキングテープが大流行しており、2014年10月に開催された「mt博(マスキングテープ博覧会)」には、一カ月でなんと7万5千人にもおよぶ来場者があったと言います。その人気は計り知れず、書店や文房具店、生活雑貨店など、あちらこちらでマスキングテープの特設コーナーを見かけます。

 このmt博を主催した台湾の「誠品書店」グループでは、台湾限定版のマスキングテープを販売しています。台湾の稀少動物や、原住民族アート、さらには住宅窓につけられた鉄格子の模様など、ユニークなデザインが揃っています。

 中でも台湾におけるマスキングテープの第一人者とされる「台湾菊水」のものはデザインが秀逸。ここでは2012年秋から日本製の和紙を使用し、『KIKUSUI story tape』というシリーズを登場させています。台湾人の日常生活や伝統文化をモチーフにしたデザインは、どれもキラリと光っています。

2014.12.17(水)
文・撮影=片倉真理