美容ジャーナリスト 齋藤 薫の美脳トレーニング

美容ジャーナリスト 齋藤 薫の美脳トレーニング

常識にとらわれることのない
韓流コスメの発想に舌を巻く

 “負けるのがイヤ”な国 vs.“絶対勝ちに行く”国

1 年齢とともに減少する酵素と同じ働きをする「バイオ リドックス」を高配合。透明感、キメなど全方位から肌ベースを改善し、なめらかな美肌へと導く。IOPE バイオ エッセンス スキン コンディショニング 168ml 6,000円
2 UVケア、化粧下地、保湿、ファンデの機能に「ミネラルウォーターXP」を新配合。唯一無二な美肌効果はさらなるクッションブームを巻き起こしそう。同 エアクッション XP SPF50+・PA+++ 15g×2 ¥5,200円/アモーレパシフィックジャパン

 “世界のソニー”が元気を失ったと思ったら“世界のサムソン”になっていた。海外ではトヨタ車でなくヒュンダイ車が目立ち、女子ゴルフの米ツアーは韓国選手の独壇場。ピアノやヴァイオリンの世界的なコンクールでも、日本人より韓国人のほうが存在感を示している。何と言うか、日本人は韓国の人に負けるのをイヤがるが、韓国の人は日本人に本気で勝ちにくる、その違いが今あちこちで結果を出しているのだ。

 コスメ界も例外ではなく、コスメの最先端テクノロジーを競う見本市のような舞台でも、今ひとり気炎を吐くのは韓国ブランド。基礎研究では日本の再生医療がノーベル賞ばかりかSTAP細胞問題をも生んでしまうくらい世界を圧倒しているが、現場の製品開発力、とりわけ“新発想”に関しては、韓国コスメの快進撃が止まらない。たぶん価値基準が全然違うのだろう。

 日本のコスメは“品質”や“安全性”“効きめ”に対しても誠実そのものだが、韓国コスメはヘビ毒やカタツムリのようにある種のショック療法的なインパクトある効きめこそ化粧品の醍醐味と考えているフシがある。さらにBBクリームを世界の常識にする機動力も強烈。今や、日本でも大ブレイクとなったIOPEのエアクッションも、ファンデの歴史を塗り替えるような“発明”だった。

 開発者がたまたま駐車場で押される承認スタンプを見てひらめいたと言われる。“スポンジにインクを含ませる要領”でコンパクトを使えれば、いつでもどこでもスタンプのように均一に液体を肌に塗れると……。でもそれを本当に製品化してしまう“実行力”も韓流魂。所詮ムリとは思わない人たちなのだ。これがやってみたらすごい発明で、今までのファンデではつくれなかった透明艶肌をひと塗りで叶えてしまう“クッションタイプ”もBB同様、世界の常識になりそうだ。

 ちなみにIOPEは今年日本でデビューさせた、93.7%美肌酵素液「バイオ エッセンス スキン コンディショニング」も“3日で肌が変わる”といきなりの大ヒット。定番アイテムもきっちり成功させるところがまたすごい。

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2014.11.02(日)

文=齋藤 薫
撮影=吉澤康夫

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