今日の絶景

今日の絶景

エスニックなスパイスが薫る
南アフリカのカラフルな住宅街

Magnificent View #389
ボカープ地区(南アフリカ)

(C) Robert Harding Images / Masterfile / amanaimages

 南アフリカの南部にあるケープタウンは、山あり海ありの風光明媚な大都市。高層ビルが並ぶその街の一角に、ひときわ目をひくカラフルな家並みがある。ボカープ地区と呼ばれる、ケープマレーの人たちの住宅街だ。

 ケープマレーというのは、かつてオランダから入植した開拓者たちが、インドネシアやマレーシアなどから労働力として連れてきた人たちの末裔のこと。彼らは南アフリカの文化に溶け込みつつ、先祖からの風習を受け継ぎ、今でもイスラム系の料理を食べ、モスクでお祈りをする。

 頭にスカーフを巻いた女性が歩き、スパイスショップもあるこのエリアは、一見すると東南アジアのよう。だが、これも多民族国家、南アフリカのカルチャーのひとつ。

 イエローやパープル、ペパーミントグリーンに壁を塗った可愛らしい家が並び、背後にテーブルマウンテンがそびえる景色は、とてもフォトジェニック。観光地というわけではないが、ケープタウンを訪れたのなら、ぜひ散策してみたい場所だ。

2014.10.24(金)

文=芹澤和美

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