誰もが幸せを感じる瞬間といえば、朝ごはん。なかでもご当地の美味をちりばめた旅先の朝ごはんは、非日常感も加わって感激はひとしお。そこで、最新オープンのホテルや旅館から、気になるメニューをご紹介。最近では、朝食のクオリティの高さを前面に打ちだすところが増えているから、この至福を味わうために、きっと出かけてみたくなるはず!

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ザ・プリンス ヴィラ軽井沢 (軽井沢/長野)
The Prince Villa Karuizawa

2014年夏に開業した全室独立ヴィラタイプのリゾート

こんな心地よい空間で朝ごはんを味わえるのは、ルームサービスならでは。

 2014年の夏、軽井沢に全室独立ヴィラタイプのラグジュアリーなリゾートが誕生。ロケーションは、211ものショップが集まる軽井沢・プリンスショッピングプラザのすぐ近く。喧噪をすっかり忘れさせてくれる静かな空間は、優雅な休日にふさわしく、自分の別荘のような滞在を満喫できるのが魅力だ。

 朝食は、大きな暖炉を設えたセンターハウスでのビュッフェが基本だが、別料金でルームサービスもオーダー可能。おすすめは、長野の旬の食材をふんだんにちりばめた和食ボックス。熟練調理人のこだわりが凝縮した逸品で、高原の空気を感じるヴィラのテラスで味わえば、まさに格別!

ルームサービスの和食ボックス
●小鉢4品●だし巻玉子●煮物●焼き魚(2種)●梅干●山海漬 ごはん●味噌汁●漬物●フルーツ●コーヒー/紅茶
佐久平の特定米、信州牛の時雨、安曇野のわさび漬のほか、卵は「浅間小町」を使用するなど、長野の食材がたっぷり。ごはんにふりかけて食べる、北信地方の郷土料理「やたら」も美味。1名4,180円
左:メゾネットタイプのヴィラ。冬になれば、薪ストーブの温もりに癒やされる。
右:3タイプあるヴィラのなかでも人気が高い温泉付きのメゾネットスパ(1泊105,969円~)。メタケイ酸をたっぷり含む美人の湯を楽しんで。
左:大きな暖炉があるセンターハウスでは、毎日、ビュッフェスタイルの朝食を提供。
右:朝食のほか、ティータイムにはスウィーツ、サンセット&ナイトタイムにはカナッペなどを用意し、ゲストは自由に利用できる。

The Prince Villa Karuizawa(ザ・プリンス ヴィラ軽井沢)
所在地 長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢
電話番号 0267-42-1113
URL http://www.princehotels.co.jp/karuizawa-villa/
宿泊料金 1泊1棟71,517円~
*2連泊以上が基本

photo by Mino Inoue
Mami Yamada/Jun Nakamura(Still Lifes)
realization & text by Shojiro Yano