今日の絶景

今日の絶景

ホドロフスキーの映画を思わせる
オマーンの砂漠にたたずむ宮殿

Magnificent View #361
ジャブリン城(オマーン)

(C) Robert Harding Images / Masterfile / amanaimages

 荒涼たる砂漠にポツンと立つサンドベージュの建物のテラスに集い、何事かを囁き合う黒装束の女たち。まるで、アレハンドロ・ホドロフスキーが監督した映画の一場面のようだ。

 ここは、ジャブリン城。オマーンの首都マスカットから200キロ以上離れた南西の地にこの城が建てられたのは1671年のこと。16世紀初頭からポルトガルによって支配されていた故郷オマーンを我が手に奪回したヤアルビー朝のバララブ・ビン・スルタンが、宮殿として建造したものだ。

 スルタンたちが暮らす居館でありつつ、ジャブリン城はイスラム世界における最先端の教育が施される学舎でもあった。その天井にあしらわれたアラビア文字のカリグラフィーは、ムスリム美術の至宝とまで賞賛される。

2014.09.26(金)

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