今日の絶景

今日の絶景

モンテネグロの入江の奥にたたずむ
天然の要塞で文化が融け合う

Magnificent View #314
コトル(モンテネグロ)

(C) Robert Harding Images / Masterfile / amanaimages

 モンテネグロのアドリア海に沿った北西部には、リアス式海岸によって形作られた複雑この上ない入江がある。この湾の最奥部に位置する港町が、コトル。

 目の前には穏やかな内海があり、背後には険しい岩山が聳える。この恵まれた自然条件によって、有史以来、コトルは天然の要塞として発展してきた。城壁に囲まれた旧市街は、1979年に世界遺産に登録されている。

 ご覧の塔は、聖ルカ教会の鐘楼。この聖堂は、1195年にカトリック教会として創建されたものの、1657年になってセルビア正教へと宗旨替えした。

 ロマネスクとビザンティン、ふたつの様式が混交したその建築は、絶えずさまざまな文化が融け合ってきたこの地の歴史を象徴しているようだ。

2014.08.10(日)

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