鈴木尚子のもっと心地いい収納スタイル

鈴木尚子のもっと心地いい収納スタイル

洗濯後の衣類の動線を考えて
かける収納とたたむ収納のバランス

 前略 片付けられない女子の皆様

 以前、クローゼットを制する者は……という記事(第10回)を書きました。そちらで申し上げたのは、クローゼットはあなた自身の現状そのものだということ。

 何が入っているのかわからない……何をしたいのかわからず人生をさまよっている? 洋服があふれて乱れている……もしかしたら、最近少々太り気味、不摂生で肌荒れ?

 などなど、少々耳が痛くなるかもしれませんが、お客様のお宅でも「クローゼットを見ればその人の現状がわかる」と言っても過言ではありません。洋服を大切にしているか否かは、あなた自身が自分をしっかりとケアしているか? 自分を大切にしているか? ということとリンクしているのです。

キッチリ同じ大きさでたためばスペースの有効利用が可能。立てて収納すると一度に全体を見渡せます。

 クローゼットが乱れる原因は多々ありますが、第一の原因は“何をどこに置くのかが決まっていない”ということ。そのためには、全アイテムの置き場を決めることが必須です。

 その際、しまう場所をあっちこっちに点在させないことも大切です。寝室のクローゼットに入りきらず、子どものクローゼットに侵入し、そのうち納戸にも洋服が……これでは、どこに何があるかわからず、戻すことも、着用時に選ぶこともできません。

 今よく着る「スタメンの服」の置き場と、そうではない「オフシーズンの服」の置き場。それ以上になると管理しきれませんので、多くてもこの2カ所にしぼることから始めましょう。

 また、子どもが小さくて目を離せないために、客間にしていた和室で寝起きするようになり、そこに衣類が溜まる、なんてこともよく聞く話。そんな時には子どもの手が離れるまでという条件付きで和室を使い、衣類を置くと決めて、しっかりとした仕組み作りをすることも重要です。

自分に合った洗濯の仕組みを考える

 衣類の出し入れは毎日のこと。一度に着用する衣類も1つではありません。下着に始まりコートまで、身につけるもの一式が10以上の数に及ぶこともしばしばですから、これを洗ったりメンテナンスしたりして、元に戻すにはよほど戻しやすい状態でないとあっという間に空間は乱れてしまうでしょう。

 特に洗濯の仕組みが自分に合わなければ、命取り! 選択した後の衣類にソファがいつのまにか陣取られ、家族は泣く泣く床に座る……。身に覚えがありませんか?

 まず最初に考えて欲しいのは、洗濯した後に本当にたたむ行為が可能かどうか? ということ。特にワーキングマザーはたたむ時間をとることがなかなか厳しいようです。家族分の衣類をたたまずにハンギングする(ハンガーなどにぶら下げる)ことができれば、家事の負担が軽減しますので、最近はそういった仕組みづくりのリクエストが増えています。

お役立ち収納グッズが揃うサイト「収納の巣(外部サイト)」の人気商品、クローゼットブランコ。ハンガーを2段にかけることができ、収納効率がUPします。

 ただし、ハンギングするとデメリットも……。それは、たたんでしまう方が圧倒的に洋服の数を多く所有できるのです。

・所有数を少なくしてハンギングにする
・面倒でもたたんで数量を確保
・スタメンのみハンギングにして、あまり使わない物はたたんで収納

 自分なりの優先順位で、まずは「かける収納メイン」か、「たたみ収納メイン」かを決めてみて下さいね!

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2014.08.03(日)

文・撮影=鈴木尚子
写真(クローゼットブランコ)=収納の巣

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