オリジナルのお土産を作ることができる「ハレ・ハナ・ワイキキ」

 ハワイのお土産はたくさんあるけれど、自分で作ったお土産を日本へ持って帰って眺めるなんて贅沢なことができたら、ハワイを思い出して優しい気分になれるはず。

 また、一緒にハワイに行きたくても行けない大事な人に、手作りのお土産をプレゼントすれば、一緒に旅行した気持ちになれるかもしれません。

手作りの看板が出迎えてくれる「ハレ・ハナ・ワイキキ」。
ほっこりするスペースには、地元アーティストの作品を販売するスペースもあります。

 そんな思いを実現してくれる、ハンドメイドをテーマにしたお店が「ハレ・ハナ・ワイキキ」。お土産にするのにぴったりなキャンドルやバッグづくりのワークショップを開催したり、ハワイ在住のデザイナーが作る雑貨を買うこともできます。

 オーナーのけいこさんは、商社に勤めて企画営業職を経たあと、アメリカに移住。お母様は服飾デザイナー、おじい様は画家という大阪の芸術一家に育ち、ご自身も物作りが大好き。なにかを考えて作るということが趣味なんです、とおっしゃる彼女のクラフトクラスはオリジナリティがいっぱいです。

左:けいこさんは「自分の好きに作ってくださいねー」と案外放任主義。実はハワイの有名テレビシリーズ「HAWAII FIVE-O」に、自宅で飼育している鳥を連れていって出演させる“鳥使い”もやっているという、ほんとうに面白い人。
右:キュートなパーツがたくさんあります!

 クラスで作り方を教えてくれるのは、パワーストーンが入ったソイキャンドルや、「Aloha」とプリントされたオリジナルトートバッグ、シルクスクリーンでハワイの島々を写し出すTシャツなど。

 買ってしまえば数分で終わってしまうことも、時間をかけて手作りすることで大切な思い出となります。せかせかせずにのんびり過ごすという楽しみ方を提案していることも、素晴らしいな~と思います。お一人様ももちろん歓迎ですし、夏休みの時期は子どもの自由研究のテーマをここで、という家族連れも訪れるそう。

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2014.08.13(水)
文・撮影=工藤まや