今日の絶景

今日の絶景

エルサレム東郊の小高い丘に
ユダヤ教徒が墓を構える理由とは?

Magnificent View #294
オリーブ山(イスラエル)

(C) Robert Harding Images / Masterfile / amanaimages

 ヘブライ文字が表面に刻まれた無数の石が横たわる。ユダヤ人墓地である。

 ここはエルサレム東郊のオリーブ山。岩のドームとアルアクサ・モスクが立つ神殿の丘からケデロンの谷を隔てたところにある丘陵地帯だ。

 旧約聖書において、この山は、最後の審判の日に救世主が降臨し死者を蘇らせる場所だとされる。それゆえ、ユダヤ教徒たちはここに墓を構えることを求めるようになった。

 1948年に勃発した第一次中東戦争ではイスラム国家であるヨルダンに占領され、墓は破壊された。だが、67年に起きた第三次中東戦争ではイスラエルがこの地を奪い返す。そして霊園は再建され、現在にいたる。

 この丘からは、旧市街を一望の下に収めることができる。聖地の数々を眺めながら、エルサレムがたどった波乱万丈の道のりに思いを馳せたい。

2014.07.21(月)

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