京都で暮らす食いしん坊な方々に推薦していただいた、朝、ひる、晩のごはん処。

 言わずと知れた美食の都に数多ある料理店の中、通って太鼓判の老舗から話題のニューフェイスまで、間違いのない、とっておきの味をご紹介。

» [朝 その1] 河原町御池 「京料理 入舟」
» [朝 その2] 烏丸三条 「伊右衛門サロン 京都」
» [昼 その1] 御幸町四条 「懐石・宿 近又」
» [昼 その2] 下河原 「直心房 さいき」
» [夜 その1] 祇園 「祇園 川上」

■DINNER
祇園 にしかわ 【下河原】

祇園にしかわ流のお造り。シマ鯵の炒りからすみ和え、雲丹と岩もずくに三度豆の千切りを添え、トマトとじゅんさいの吸い酢など約6種。器の取り合わせも美しい。

「勢いがあってますます期待が高まる料理人さんです」
……橋本隆志さん(「八代目儀兵衛」代表取締役社長)

 今、京料理界で注目人と言えば、西川正芳さんの名前が挙げられるだろう。祇園の名店で修業し、33歳で独立して「祇園 にしかわ」を開店した。

「一つの出し方にこだわりすぎず、いろんな組み合わせでおいしさを引き出したいんです」と、魚への愛ゆえに、刺身を醤油で食べさせるだけでは飽きたらず、炒り酒、バルサミコ酢などを用いて、味や彩りにも気を配り、創意工夫を凝らす。季節感はもとより、節句や京都の歳時を感じさせる盛り付けや器も素敵。

 有名料亭が軒を連ねる東山に店を構えて6年目。リニューアルで敷地も拡大し、白木の立派な大きなカウンター席や、掘りごたつ席などの個室も多数ある。下河原通から一歩、細い路地を入った先には、京情緒あふれる空間が待っている。

竹籠で出される鮎の塩焼き。
庭の見えるテーブル席も。立派な白木のカウンター席の食事は夜15,000円~。

祇園 にしかわ
所在地 京都市東山区下河原通八坂鳥居前下ル下河原町473番地
電話番号 075-525-1776
URL http://r.goope.jp/gion-nishikawa
営業時間 12:00~14:00(ラストオーダー)、18:00~20:00(ラストオーダー)
定休日 日曜日
予算 昼5,000円~、夜10,000円~
カード 可能
予約 可能

教えてくれたのは……橋本隆志さん(「八代目儀兵衛」代表取締役社長)
厳選「お米ギフト」事業を展開する米業界の風雲児。京都と東京で「京の米料亭八代目儀兵衛」を経営。http://www.hachidaime.co.jp/

2014.08.02(土)
文=中野弘子
撮影=木村有希

CREA 2014年8月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

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