ロマンチック&エキゾチック イルカの島「天草」のあふれる魅力

ロマンチック&エキゾチック イルカの島「天草」のあふれる魅力

日本ではじめて、いちじくが到来した島
南蛮の香り漂う天草のスイーツとグルメ

 蒼い海と美しいビーチあり、南蛮文化に影響された独特のカルチャーあり、キリシタンの歴史が育んだロマンティックな風景あり。さらに、山海のグルメに恵まれ、ラグジュアリーなホテルから庶民派の温泉まで揃う天草は、旅好きには魅力満載の島。長崎の教会群とともにユネスコ世界遺産への登録を目指す天草の魅力を7回に渡ってお伝えします。

» 第1回 人なつっこいイルカに会える確率98% キュートなイルカ飛行機に乗って天草へ!
» 第2回 17世紀、天草の宣教師も食べていた? オリーブと塩作りの理想郷
» 第3回 陶磁器のふるさと”天草の個性的窯元と平成に甦った天草更紗を訪ねて
» 第4回 東シナ海に沈む太陽が感動的 天草夕陽八景と絶景温泉ベスト5
» 第5回 静かな漁港に望むゴシック様式の天主堂 キリシタンの歴史が息づく祈りの島
» 第6回 海からの風に南蛮文化の香り漂う天草らしさを満喫できる個性派ホテル

天草の海と大地の恵みを舌で満喫

 あふれるような陽光を浴びて育ったフルーツや野菜、緑豊かな大地で育った地鶏や和牛、美しく栄養豊富な海で育った魚介類……天草は、いわずと知れた食の宝庫。さらに、ルーツを南蛮料理(ポルトガル料理)にさかのぼる食材やレシピもあって、食に貪欲な女性も飽きさせない。天草を旅するなら、食のプラン立ては必須。

ウニ

海鮮のひつまぶし。1杯目はタレをかけて、2杯目は中身を全部混ぜ薬味をかけて、3杯目はだし汁をかけてお茶漬けに。ウニと旬の魚介類を3度満喫。(2,160円 丸健水産)
うにぎりコロッケ。生ウニの炊き込みご飯を揚げたライスコロッケに、ウニソースをかけた贅沢なコロッケ。(1個260円 丸健水産)

 海があればウニぐらいあるでしょ、と思いがち。でも、数種のウニが採れる天草では、季節ごとに旬のウニが食べられる。なかでも、夏に採れる赤ウニは、甘味と濃厚な味わいで人気。生ウニを炊き込んだご飯の上に生ウニを乗せたどんぶりは、食べても食べても生ウニが出てくる夢のような一品。

天草ちゃんぽん

天草Sea×Oh!南蛮ちゃんぽんのタコバージョン(左)とロザリオポークバージョン(右)。トッピングが豪華すぎるあまりに埋もれている麺もおいしい。(各1,000円 下田温泉センター白鷺館ラウンジ椿)

 天草は、長崎に並ぶちゃんぽんの地。その昔、長崎で出稼ぎしていた人たちが、故郷に味を持ち帰ったのが始まりとも言われている。近年は、天草の塩を使い、天草産食材(タコ、ロザリオポーク、車エビ)をトッピング、具をオリーブオイルで炒めた「天草Sea×Oh!南蛮ちゃんぽん」というご当地グルメも登場。

天草大王

新鮮な朝締めの天草大王刺身盛り合わせ(1人前1,250円~)と、香ばしい天草大王炭火焼き(1,100円)。いずれも、鳥料理鳥蔵。刺身は予約したほうが確実。

 一度は絶滅、その後、長い年月をかけて復活させた日本最大級の地鶏。濃厚な旨味と、地鶏の中では珍しくソフトな弾力が特徴。水炊きにしてよし、刺身にしてよし、揚げても焼いてもおいしい。専門店なら、いろいろな調理法で楽しめる。

寿司

崎津の古民家を改装した寿司店、海月にて。ランチの海鮮ちらし(1,380円)は、凝ったデザートや小鉢もおいしい。

 天草の魚がおいしいのは、鮮度が高いから。四方を海で囲まれた天草は、水揚げされたばかりの魚が手に入るのだ。アジにタコ、車エビにハモなどなど、夏もおいしい地魚がたくさん。天草に来たら、刺身は食べなきゃ損!

丸健水産
所在地 熊本県天草市五和町二江4662-5
電話番号 0969-33-1131
営業時間 ショップ 8:30~17:00、イートイン 11:00~17:00 (ラストオーダー 16:00)
定休日 不定休
URL http://www.maruken.net/

下田温泉センター白鷺館ラウンジ椿
所在地 熊本県天草市天草町下田北1290-1
電話番号 0969-42-3375
営業時間 11:00~14:00・17:00~19:00、土日祝日 11:00~15:00・17:00~20:00
定休日  第4木曜日(祝日の場合は営業、前日休)

鳥料理鳥蔵
所在地 熊本県天草市港町5-15
電話番号 0969-22-7088
営業時間 17:00~24:00 (ラストオーダー23:30)
定休日 不定休
URL http://www.tori-amakusa.com/

海月
所在地 熊本県天草市河浦町崎津545
電話番号 0969-79-0051
営業時間 12:00~14:30、17:00~20:00頃
定休日 不定休

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2014.07.02(水)

文・撮影=芹澤和美

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