今日の絶景

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『ゴドーを待ちながら』の
劇作家の名が冠された可動橋

Magnificent View #218
サミュエル・ベケット橋(アイルランド)

(C) Allan Baxter / Masterfile / amanaimages

 20世紀を代表する劇作家のひとりが、サミュエル・ベケット。『ゴドーを待ちながら』で知られるこの不条理演劇の旗手は、1969年にノーベル文学賞を受賞している。

 その偉大な文学者の名を冠した橋が、生まれ故郷のダブリンに存在する。アイルランドの首都を貫くリフィー川に架かるこの橋が開通したのは、2009年のこと。

 印象的な造形は、アイルランドの国章にも用いられる竪琴がモチーフ。……と聞いてピンとこないあなたも、ギネスビールのあのマークと言われれば膝を打ってしまうかも。

 この橋は、大型船舶が通過する際には橋桁全体が片岸へ90度畳み込まれる可動橋。設計は、スペインの高名な建築家、サンティアゴ・カラトラバが手がけている。

 この橋の上で、来るはずのないゴドーを待ち続けてみてみようか。

2014.05.06(火)

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