鈴木尚子のもっと心地いい収納スタイル

鈴木尚子のもっと心地いい収納スタイル

好きな料理をゆっくり作る週末のために
使いやすいキッチンのワークスペース作り

 前略 片付けられない女子の皆様

 以前の我が家のキッチン……片付けられないと嘆かれるお客様のキッチン……共通しているのは「ワークスペースの少なさ」です。元々少ないのならば仕方がありませんが、中型の家電や後付けの食洗機がど~んと鎮座し、その横にある、まな板がはみ出すようなスペースで食事を作る始末。

 まずは、大きな家電たちの設置場所をよく考えるとともに、それらが本当に必要なのか、もう一度吟味してみて下さい。

 たとえば食洗機。中途半端な大きさの後付け機をいつからか使わなくなり、水切りカゴ化してる場合。ならば普通の水切りカゴを使うことにして、場所を圧迫している食洗機は処分しましょう。キッチンにビルトインされていた小さな食洗機は少ししか食器が入らなくて、5人家族の我が家では朝ご飯でも大して役に立たない! という場合。いっそのことプチリフォームして食洗機を外し、そこをストックのための場所にするとキッチンが使いやすくなります。

 ほかにも、フードプロセッサーやミキサー、その他お菓子やパンを作るためのキッチン家電……。そんな、ほとんど使っていない物たちに、いつも使いたい場所を使われてしまっているというパターンが少なくありません。

我が家では、キッチンの上部で水切りカゴの他に置いてあるものはこちらのアイテムのみ。

 以前の我が家は“東急ハ○ズ”と呼ばれておりました。アボカドをスライスする~、パイナップルをカットする~、そんなちょっとでも楽になりそうな便利グッズを見つけては買って、キッチンでの作業を少しでも楽に! と思っていたのですが、結局は年に1回程度しか使わないようなアイテムが、様々な場所にぎゅうぎゅう詰めになっていたのです。

いい女が立つキッチンを想像しながら、アイテムを選び取る

 そこで、大好きなアイテムのみに絞ることにしました。週に1度くらいしか使わないプロセッサーなどをしまう場所を確保するために! 日々の、作業スペースを確保するために!

 キッチンの中身を全て出し、要・不要の判断を行い、本当に必要なものを選んでみて下さい。キッチン全てをやるのであれば、1日自由になる時間を確保して! 子どもはご主人に預け、食事はあらかじめ用意しておくか、店屋物になる覚悟で。もしくは自由になる時間にあわせて、キッチンの中の引き出し1つ、棚1段の中身を取り出し、要・不要判断を。

 そして、自分にとってよく使うものなど、生活を豊かにしてくれるアイテムのみを“選ぶ”ことです。いい女が立つキッチンを想像しながら……。

「このお玉……いい女のキッチンには似合わないわね……」

「こんな冴えない割り箸、私には釣り合わないわ……」

 自分がいい女になったことを妄想して、それを使っている自分は素敵か? を考えることも、判断材料の1つです。

 我が家も、そんな風に吟味して、「このキッチンの片付けが終わったらお玉を買い替えよう! キッチンソープ入れを買い替えよう!」と、片付け後のご褒美として、自ら“鼻先にニンジン”をぶらさげながら、キッチン整理にいそしみました。

 この時はとにかく要・不要の判断のみに徹すること! ただでさえ難しい作業ですから、判断と同時に収納する場所を定めることは困難です。あらかじめ、ざっくりと場所を決めておき、そこに向けて物を絞るか、もしくは判断の後に一度それまでの場所に戻し、後からどこに何を置くか考えればOKです。

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2014.05.11(日)

文・撮影=鈴木尚子

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