南青山「まめ」のマンゴーあん(左)とわらび餅(右)

 こんにちは! ごはんは1日、2日、食べなくても平気だけど、スイーツがなかったら生きていけないフードスタイリストの肱岡香子です。

 さて、記念すべき連載第1回目、「この季節、イチ押しは絶対にこのお菓子!」と自信を持って紹介するのが、南青山「まめ」のマンゴーあん(1個310円)です。

 おいしいマンゴーのある時期限定の、貴重な和菓子です。

 このマンゴーあんを食べたことのある人とない人では、「夏の和菓子」のイメージの豊かさが全然違うと思うくらい、私はこのお菓子のファンなのです。

 マンゴーの甘酸っぱさとあんの上品な甘さ、この絶妙な組み合わせをみごとな和菓子に完成させた、「まめ」の女主人(京都出身。お店に出す和菓子はすべて店内で手作り)を尊敬せずにいられません。

 「まめ」という店名も、まめのひとつぶひとつぶを大切にする女主人のこだわりの表れではと思います。

 和菓子は作りたてが本当においしいので、私は必ず電話で予約をしてお店に行きます。

 手についた粉をぬぐいながら女主人が奥からお店に出てこられるのを見ると、「作りたてを手みやげにできる!」とウキウキします。

2011.08.05(金)