4月から消費税が3%UPしましたね。働く女性のお財布もきびしくなります。どれくらいきびしくなるかというと、娯楽費や美容・被服費などに毎月10万円はかけているという場合、単純計算すると約3,000円の負担増ということです。1ヵ月の生活費のなかでも家賃・住宅ローン、保険料や健康保険適用の医療費などには消費税がかかりません。しかし、水道代・光熱費や通信・交通費などには消費税がかかるため、思っている以上に負担は大きいはずです。

 そこで、今回は生活レベルを変えずに今すぐできる、月3,000~5,000円の家計見直しテクをお伝えしたいと思います。

ケータイ代で月1,500円~2,100円DOWN

 まず、もっとも効果的なのはケータイ代の見直しです。スマートフォンに変えてからケータイ代が上がったという人も多いのではないでしょうか。LTE以降のスマートフォンの通話料は高く、オプションサービスを付けていないと30秒で20円(税抜き)です。つまり、1時間で2,400円と、働く女性の時給を上回るような高額料金になるのです。私も面倒でついついスマホから電話をかけてしまって、明細を見て青ざめるということがありました。

 そんな人は無料通話ができる「LINE」や、番号がそのままで通話料が半額になる「楽天でんわ」を活用するのも手です。楽天でんわのアプリを利用すると、30秒あたりの通話料を10円(税抜き)におさえることができ、通話料100円につき楽天スーパーポイントが1ポイント貯まります。楽天カードで通話料を支払うと通話料100円につき2ポイント貯まるのでおトクです。スマホから普通にかけている人が楽天でんわに変えることで、1時間あたり1,200円も節約することが可能になります。

 ガラケーの人は携帯ショップに行って最適なプランを診断してもらいましょう。さらに、契約時に付加したオプションサービスで不要なものを外せば月300~900円程度節約することも可能です。

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2014.04.27(日)
文=花輪陽子
写真=quadshock / shutterstock