古関千恵子の世界極楽ビーチ百景

古関千恵子の世界極楽ビーチ百景

春からの季節は200万羽が来島する
アジサシたちのサンクチュアリ

#001 Bird Island
バード島(セイシェル)

春から夏にかけて200万羽ものアジサシが訪れるバード島。 (C)Bird Island Lodge

白砂のビーチが5キロも続く野鳥たちの楽園

 アフリカ大陸の東、西インド洋に浮かぶ115の島々からなるセイシェル。国際空港のあるマヘ島から空路約30分に、バード島はあります。

 3000年かけてサンゴが堆積した平坦な島には、真っ白な白砂ビーチが5キロメートルも。ここにある宿泊施設は「バード・アイランド・ロッジ」のみ。つまり1島1リゾートなのですが、主役はあくまで、島名のとおり“バード”たち。バード島で確認された鳥類はおよそ100種を数え、セイシェルでもココのみで確認された鳥が7種もいるそう。

パラソルも何もない、そのままの自然美を誇るビーチ。

 そんなデータがアタマに入っていても、それを超えてビックリするのが、鳥たちが人を恐れず、自由気ままに暮らしている姿でしょう。

 ロッジのポーチの欄干にカップルの鳥達が挨拶よろしく遊びにきたり、木の付け根のくぼみを覗けば、ふわふわの産毛がキュートなアジサシの赤ちゃんがこんにちは。空を見上げれば、“ホワイト・テイルド・トロピック・バード”(和名シラオネッタイチョウ)が天女のように優雅に舞っています。そして夜遅くまで鳥の鳴き声が島内に響き渡っているのには、少々睡眠不足になるほど!? (レンジャーに「鳥は夜、眠らないの?」と聞いたら、声の主は日中、島を留守にしている海鳥たちで、帰ってきたことを確認しあっているのだとか)

人への警戒心をもたないバード島の住民たち。 (C)Bird Island Lodge

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2014.04.12(土)

文・撮影=古関千恵子

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