今回のマクロビレシピに欠かせない食材はこれ!

甜菜糖

マクロビオテック食材「甜菜糖」の写真

 お料理にコクを出したり、おいしそうな照りをつけたり、またスイーツの甘味料としてなくてはならないお砂糖ですが、原料となるサトウキビは南国産の植物であり、温帯地域に暮らす私たちには体を冷やしすぎてしまう傾向があります。そのため、マクロビ的には寒い地方で育つ甜菜(ビート)の根から作られる甜菜糖を使用します。腸内のビフィズス菌を増やしてくれる天然のオリゴ糖がたっぷりで、まろやかな風味のお砂糖です。

葛粉

マクロビオテック食材「葛粉」の写真

 葛は葛根湯の原料ともなる、食べるお薬。一年を通して毎日でも食べて頂きたい食材です。マクロビ的には体を温める効果のある葛を、お料理やお菓子作りに多用します。

 本葛は100グラム700円程度しますが、体を温めることで免疫力を高め、健康にもよく、また新陳代謝が高まることで美肌作りをサポートしてくれる、美容にもいいサプリメントです。1キロ 5,000円弱でお得に購入できるサイト(外部サイト)もあり。食欲のない時には、消化のいい葛をお湯で練り上げた葛練や葛湯で体調を整えます。その際の味付けは、体を冷やす白砂糖は使わずに、お味噌や醤油、塩などを。

 ねぎや生姜を入れると美味しいスープにもなりますよ。

ごま油

マクロビオテック食材「ごま油」写真

 ごま油はお料理にはもちろんのこと、マクロビでは風邪のお手当によく使われます。たとえばお風呂上りにごま油と生姜の絞汁を足裏にすりこんだり、鼻水や鼻づまりの解消に鼻腔に塗布したりなど。油の中では体を温める性質がありますが、油全般に言えるように摂りすぎると内臓に負担がかかるので、適量を心掛けましょう。また選ぶ際は良質の、遺伝子組み換えでないゴマを圧搾法で作られたものを選ぶと良いでしょう。安価なものは化学薬品で溶かして抽出し、人工的に色を付けたものなどがあります。

 良質な油は健康づくりには欠かせないものなので、ぜひ奮発してくださいね。

中村恭子 (なかむら きょうこ)
地産地消料理研究家/健康管理士
クシマクロビオティックス・コンシェルジュ/食育アドバイザー
2011年東京都より長野県茅野市に移住。同年、自身のプロデュースするオールベジの焼き菓子を提供するCafe 楢 Oak(カフェオーク)をオープン。また地産の伝統野菜を紹介するイベントの企画・運営や、それらを使ったオールベジ料理・菓子のメニュー開発等を行う。東京・蓼科で月に一度オールベジ料理を食べて学ぶ料理教室を主催。
ブログ(毎週水曜日更新) http://www.cafe-oak.net
※カフェの営業はゴールデンウィーク・夏季シーズンのみ
Facebook https://www.facebook.com/kyoko.nakamura.18

撮影/秋元良平 http://ryohei-akimoto.jp

Column

中村恭子のゆるマクロビをはじめよう

蓼科・東京を中心に活躍する、マクロビオティック・コンシェルジュ、中村恭子さんの提案する簡単マクロビメニュー。オールベジとは思えないしっかりしたおいしさと食べごたえは、菜食女子ばかりでなく、肉食女子や酒豪女子からも大人気。まずは週末だけでも、ゆるマクロビをはじめてみませんか?

2014.03.28(金)
文=中村恭子
撮影=秋元良平