美食の島、台湾は料理だけでなく、デザートもバラエティに富んでいます。夏場のマンゴーかき氷はすっかり定番となっていますが、冬場もおいしいデザートがいっぱいです。しかも、身体にやさしい食材を選んで用いることが多く、女性には嬉しいところです。今回は台湾のあったかデザートをご紹介してみましょう。

どこか懐かしい味、台湾風揚げ餅

 まずは日本人の口にもぴったりと合う定番デザート「焼麻糬」。これは低温の油でじっくりと揚げたお餅のことです。福建一帯に伝わる昔ながらのデザートで、日本のものよりも弾力性があり、粉末にしたピーナッツとゴマをふんだんにかけていただきます。

 私がよく訪れるのはMRT雙連駅近くにある「雙連圓仔湯」。ここは1951年の創業以来、地元の人々に愛され続けるデザート店です。「焼麻糬」のほかにも、あたたかい氷砂糖のスープにドライリュウガンや蓮の実、白木耳、白玉団子などの具材をお好みで入れる「熱湯」(ベースになるスープ)も人気があります。

焼麻糬は75元(約250円)。麻糬とは台湾語で「もあちぃ」と発音します

雙連圓仔湯
所在地 台北市民生西路136号
交通 MRT雙連駅から徒歩約5分
電話番号 +886-2-2559-7595
URL  http://www.sweetriceball.tw/
営業時間 11:00~22:30
定休日 無休

アツアツのゴマ餡団子入りお汁粉で幸せな気分に

 お次はゴマ餡団子入りのお汁粉「紅豆湯芝麻湯圓」です。これも台湾では定番中の定番なのですが、私のお気に入りは国立台湾大学の向かいにある「台一牛奶大王」のもの。台湾では冬至や元宵節(旧暦1月15日、今年は2月14日にあたる)に「湯圓」というお団子を食べる習慣があり、この店は毎年長蛇の列ができることで知られています。

 ここのお団子はゴマ餡がたっぷりと入っており、一口食べるとアツアツのゴマ餡があふれ出てきます。また、「紅豆湯」(お汁粉)も絶品で、厳選したアズキを絶妙な火加減で3時間も煮込んでいるとのこと。濃厚な味わいとホクホクとしたアズキの食感を楽しんでいると、なんだか幸せな気分になってきます。

湯圓は「円満」を意味する縁起物でもあります。ゴマ餡がたっぷり!
創業58年の歴史を誇る「台一牛奶大王」。親子二代で切り盛りしています

台一牛奶大王
所在地 台北市新生南路三段82号
交通 MRT公館駅から徒歩約5分
電話番号 +886-2-2363-4341
営業時間 10:00~24:00
定休日 無休

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2014.02.04(火)
text & photographs:Mari Katakura

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