氷の種類も味の種類もタップリ豊富

 マンゴーの話が長くなってしまいましたが、特集はかき氷でしたね。

 台湾では、かき氷はお年寄りから子供まで誰もが大好きな一般的なスイーツで、1年中食べることができます。

 日本だと夏だけの食べ物という感覚ですが、ここ台湾は、日本よりも南に位置しているので温暖。
美味しくて体も冷やしてくれるエコスイーツは、1年中大人気なんです。

 有名な屋台街には必ずあるし、街中でも、歩いていればどこかで目にするぐらいポピュラーです。値段も30元(約90円)ぐらいからと手ごろなので、学生たちは放課後の帰り道に、大人は屋台で食事をした締めのデザートとしてよく食べています。

 さてそのかき氷……台湾では、ベースとなる氷が2種類あり、この氷選びで味が大きく変わります。

刨冰(バオビン)

「刨冰」は、氷を削って食べる日本と同様のスタイル。「雪花片」または「雪片」は、基本的にミルク味の氷で、(店によってコーヒー味や抹茶味、ピーナッツ味などのフレーバーあり)フワフワ食感のかき氷。お薦めは、やっぱり「雪花片」「雪片」です。口に入れるととろけるような柔らかさで、いくらでも食べられちゃいます。お店によってはフレア状に削るところもあって、さらにフワフワ感がアップします! このフワフワかき氷に、フレッシュマンゴーとタップリの練乳をかけて食べるのが、台湾の夏の大人気メニュー。まさに、今が旬のお薦めかき氷です。

2011.08.05(金)