チェコのりんごの木の町へ
ガラスボタンを作りに行こう

インターナショナルグラス
International Glass

可憐にきらめくガラスボタンをオーダーメイド

火を使うため工房内は熱気に包まれる。それゆえ、夏には朝の3時ごろから仕事にとりかかるという。タイミングが合えば、工房見学も可能だ が、早朝に行く必要がある。

 現在“りんごの木の村”に残る2つのメーカーのうちのひとつ。残念ながらボタンの小売りは行っておらず、チェコ国内でもそうしたお店はほとんどないとか……。ただし、60個単位であれば、好きなボタンの注文生産が可能(512～4679チェコ・コルナ/100個)。仕上がった製品は日本まで発送してくれる。驚くことに最近では、日本とアメリカからの注文が多いとか。自分だけの逸品を作りに訪ねてみたい。

鉄型で打ち抜いたガラスボタンの余分な部分を削り取って磨き上げる。「人生ずっとガラスボタンを作っているよ」

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橋本 篤＝写真
矢野詔次郎＝構成・文
クレメントゆみ子＝コーディネート