セイウチの入園から今年で30周年!

11月2日(土)に行われた「タック」の公開体重測定。1087kgというから、1トンを超えたことになる

 千葉県鴨川市の「鴨川シーワールド」は、800種1万1000点の海の動物を展示するテーマパーク。海の王者シャチをはじめ、イルカ、アシカ、ベルーガによる動物パフォーマンスが好評を博している。海の仲間たちと過ごすひと時は、疲れた心を癒やしてくれることだろう。

 同園では、現在、特別イベント「セイウチ飼育30周年特別レクチャー&セイウチ タッチ」を行っている。こちらは、2013年12月23日(月・祝)までの期間中、土・日および祝日限定の催しとなる。

 1983年12月8日、当時のソビエト連邦から、2頭の幼いセイウチが鴨川シーワールドにやってきた。

 搬入時の年齢は1歳未満。体長は約130cm、体重は約100kgだったという。セイウチの特徴である牙もまだ見えていなかった小さな2頭は、一般公募によって「タック」「ムック」と名付けられ、大変な人気者となった。その後、アシカパフォーマンスへの出演や2世の誕生などを経て、今ではすっかりシーワールドの顔である。

 タックは、11月2日(土)に行われた公開体重測定で1087kgを記録。入園した当時と比べると、体重で10倍を超える立派な体つきに成長したというわけだ。

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2013.12.12(木)