銀座「ジョエルデュラン」でしか味わえない“リエジョア”

焙煎して砕いたカカオ豆を使ったヌガティーヌが、沈む太陽を表現しているという。芸術の国、フランスのショコラティエならではの美意識がここにはあふれている

 日本一のショコラスイーツの聖地といえば、銀座西五番街通りにある「銀座ショコラストリート」である。

 フランスの「ジョエルデュラン」「イルサンジェー」、ベルギーの「ピエールマルコリーニ」、イタリアの「アルマーニ ドルチ」という錚々たる4軒が立ち並ぶ様子はまさに壮観。行列ができることも珍しくない。

 なかでも注目したいのが、南仏プロヴァンスから進出したジョエルデュラン。AからZまで、すべて異なるフレーバーを揃えた“アルファベットボンボンショコラ”でおなじみだ。そして、現在、スイーツマニアたちの話題をさらっているのが、この店の2階にあるカフェが提供する“リエジョア”である。

 リエジョアとは、ボンボンショコラを用いた“大人パフェ”。本国フランスにも存在しない、銀座店オリジナルのメニューとなる。つまり、世界でもここでしか食べられない至宝スイーツなのだ。

 リエジョアには、毎月新作が登場する。ジョエルデュランの奇抜かつ斬新なアイデアから生み出されたリエジョアからは、さまざまなプロヴァンスの素材とカカオの贅沢なマリアージュを感じることができるだろう。

 この2013年9月には、10種類目となる秋の新作が登場した。その名は「アルデッシュ渓谷の夕日をイメージした栗のリエジョア」。秋の素材である栗がふんだんに用いられたリュクスな一品だ。

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2013.09.20(金)