杏あんみつ。この杏、ほんとにおいしい。杏とあんの組み合わせを思いついた人は天才ですね

 今回、ご紹介するのは、神楽坂の甘味処の老舗「紀の善」の杏あんみつ(640円)。

「紀の善」といえばあんみつ、あんみつといえば「紀の善」でしょ? とお思いのかたも多いことでしょう。が、私はあえて、「あんみつ」ではなく、「杏あんみつ」をおすすめしたいのです。

 なにしろ、「紀の善」の杏は特別においしいんです。甘くて、すっぱくて、香りがよくて、ほどよい柔らかさで。そのすばらしい杏があんみつの上に6個のっているなんて、うれしいじゃないですか。目が喜びます。

 人に差し上げるなら、パッと見て、うれしくなるものがいいです。

 そして、当然のことながら、味は文句なし。杏とあんと寒天が組み合わさることで、お互いの味を際立てあっています。杏を味わうためにあんが必要だし、あんのおいしさは杏によって深みを増す。寒天はさっぱりと口を涼しくしてくれて、また、あんと杏を食べたくなる。

 ひとさじひとさじ、口に運ぶたびにうならずにはいられない、完璧な組み合わせ。手みやげとして間違いなし、です。

<次のページ> 寒天のおいしさが際立つ「豆かん」もおすすめ

2013.08.07(水)

SHARE

この記事が気に入ったら「いいね」をしよう!