これぞ“メイド イン ハワイ”な「アイランドスリッパー」

出荷を待つばかりの完成品。ネオンカラーは今年っぽい

 MADE IN HAWAIIって大好きな言葉です。この小さな島で作られて、いろいろな人に愛されて巣立っていくようなイメージ。手元にずっと置いておきたいけれど、遠くへ旅立ってほしい気持ちもある。だってこんなに素敵なものなんだもの! 世界中のみんなに知ってもらいたい。

スエード、レザーなどの生地を裁断していく機械がこの工場で最も大きなものかも

 1946年創業のアイランドスリッパーを私が知ったのは、けっこう遅くて、ハワイへ移住してからのこと。なんとなく気にはなっていたけれど、強烈に意識し始めるきっかけとなったのは、有名スタイリストのソニア・パークさんが「アイランドスリッパーってかっこいい!」って何かの本で語っていたのを読んでから。「やっぱり!」と、合点がいったような、すっきりした気持ちになれたのです。って、ものすごく自分のセンスがないみたいでかっこ悪いのですが……。

 当時私は、アイランドスリッパーのちょっとごろんとしたデザインとか、少しマダム向けの女性用のサンダルとかを、「ふ~~~ん」って気持ちで眺めていました。ただその履き心地はかなり気に入っていて、足の指が滑るようにあるべき場所におさまるフィット感や、歩いたときの絶妙な底の重さとか、これは一度履いたらぜったいに手放せなくなるなくらいの感覚は充分に実感していました。

 あとは自分との相性がばっちりとくるデザインの1足を待つばかり。そうこうしているうちに、カラフルなサンダルが増え、あらゆる有名デザイナーとのコラボもどんどん展開しはじめました。

<次のページ> 60年以上の歴史を守りながら進化するスリッパー

2013.06.27(木)

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