気になる世界の街角から

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バブル時代を迎えた!?
ジャカルタの日曜日

高層ビルが建ち始め、大通りは車で埋め尽くされるジャカルタ中心部

 約1万8000もの大小の島々からなる世界最大の島嶼国家インドネシア。神々が棲む大自然に恵まれ、清々しい空気に包まれる楽園バリ島が旅先としては有名ですが、今回は、ビジネスの街として急成長するジャワ島にある首都ジャカルタからレポートします。

 中国、インド、米国につづく世界第4位、約2億4000万人の人口をもつこの国にチャンスを見いだし、現在1200社以上の日系企業がインドネシアに進出しているといわれ、その多くがオフィスを構えるジャカルタ。もっぱらビジネスの香りが強い街ですが、これから伸びて行く国の中心部で生きる人々の姿に触れると、日本では忘れかけていた何かを思い出させるかのような活気に満ち溢れています。しかも、その多くがインドネシアのさまざまな地方から成功を夢見てやってきた人々。すでに人口は1000万人を超えているといわれ、驚くことに数年後には周辺地域も含めて3200万人に達するという予測もあるとか。ジャカルタは、超メガシティへと大躍進の真っただ中なのです。

 そんなジャカルタでは、いつだってのんびりモードなこれまでのインドネシアと違い、平日は熱心に働き、休日はゆっくりする、というライフスタイルが一般化してきています。イスラム国家でありながら、クリスチャンも多く暮らし、近年では女性の社会進出も目立つようになって婚期も遅くなりがち。だんだん、日本や欧米と変わらない暮らしをする人が増えてきているのです。

日曜日にはたくさんのランナーやサイクリストが集まる歩行者天国

 そして生活の向上と比例して広まってきたのが、健康志向とレジャー。最近では日本への旅行がブームになっているほか、いつもひどい渋滞が絶えない中心部の目抜き通りであるスディルマン通りとタムリン通りは、毎週日曜日の午前中には歩行者天国になり、ランニングしたり、サイクリングを楽しむインドネシア人の姿を見ることができます。

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2013.05.23(木)

text:Yoko Yoshida

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