ビーチ、リゾート、スパ、料理、工芸品……タイの魅力は奥深い。タイを愛してやまない2人が明かす、とっておきの過ごし方を2回にわたり紹介。今回は山下マヌーさんの過ごし方。

» 第2回 高畠一郎さんの過ごし方

教えてくれるのは……山下マヌーさん
個人旅行の楽しさを提唱する快適海外旅行術の第一人者。渡航回数300回超。世界各地で経験したことを独自の目線で伝え、多くの旅行者の心を捉える。著書は50冊を超え、『お値打ちハワイ』『お値打ちカップル・イン・ハワイ』などのお値打ちシリーズ、『1週間ハワイ』『1週間バリ』『1週間タイ』(すべてメディアファクトリー)、『アジアンリゾート(得)マニュアル』(小学館)、『ISLAND MAGIC』『読む海外旅行』(ともにサンマーク出版)など多数。

Question 1. 渡航回数は?

 数えたことはないけど、おそらく20回は超えてると思う。10年くらい前、日本でタイブームみたいなものが起こって以降、取材に行く回数が急激に増えた。年に5~6回ほど行った年も。

Question 2. どの街が好きですか?

ピピ・レ島のビーチはやはり素晴らしい
photographs:Yuji Ono

 アンダマン海側ならクラビやピピ諸島。海からぼこぼこっと島が生えているような絶景&奇景は、何度見ても感動です。

 タイ湾側ならサムイ島の先のパンガン島や、タオ島エリア。サムイ島以外の島には飛行場がなく、そのため昔から変わらないビーチの雰囲気が残っているのがいいんです。

 山ならチェンマイからチェンライ、ミャンマー国境にかけて。少数民族を訪ねて山を歩くトレッキングには、過去数回参加しています。

Question 3. とっておきの店は?

 “ボートコンビニ”って勝手に命名しているんだけど、飲料や食料を満載し、ビーチに乗り上げ、売りに来る舟。見事に人がいる場所を探し当ててやって来る、そんなスタイルがいかにもタイ。自販機も店もない島のビーチに上陸しているときなどは、こちらも凄く助かる。だけど周りに店がないという状況を知っていて、高値をふっかけてきてバンコク並みかそれ以上。ま、そこも含めてタイスタイルなんだけど。

 バンコクならバンヤンツリーの屋上、61階のレストラン&バー「ヴァーティゴ&ムーン・バー」。レストランは要予約だけど、バーなら不要。眼下にバンコクの街を見下ろしつつ、街中に沈んでいく夕陽を見ることのできる黄昏時は最高です。それともうひとつ、パッポンの老舗洋食レストランの「みずキッチン」。昭和初期の日本にあったような、和風レストランの“サバステーキ”。これが無性に食べたくなるんです。

Question 4. 一番好きなホテルは?

優雅なザ・チェディ・チェンマイ www.lhw.com/chedichiang

 先のサムイ島なら、シックスセンシズ。開発されすぎたサムイ島の中にあって、相当に不便な場所、ある意味孤立している。そんなのがいいんです。古都チェンマイでまったりなら、ザ・チェディもしくはラチャマンカ ホテルあたりがいいかな。ピピなら裏側のほとんど人けのないビーチフロントに位置するジーヴォラ。

Question 5. タイに行ったら忘れずにすることは?

 タイへのゲートウェイとなるバンコクでカオサンをパトロール。バックパッカーの街ではなくなったけど、世界中の旅人がスクランブルする場所というのは変わらない。

Question 6. 1週間を過ごす理想的なコースは?

 バンコクからサムイ島→満月の夜にパンガン島のフルムーンパーティ参加→サムイ島に戻りバンコク経由チェンマイ→チェンライ→ゴールデントライアングルでメコン川プチクルーズ→バンコク経由帰国。

この記事の掲載号

タイ王国に憩う。

CREA Traveller 2013年春号

黄金のリゾートめぐりと、最新バンコク完全ガイド
タイ王国に憩う。

定価 980円(税込)

詳しくは
こちらへ

CREA Traveller 2013年春号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在は異なる場合があります。