バンコク、天使の都の
ラグジュアリーホテルズ。(1)

時計を止めて、贅沢なひと時を

左：「パーカー＆モーガン」の枕が安眠を約束してくれる
右：棚に飾られたタイの宋胡録(すんころく)焼は、江戸時代の日本でも珍重された

 天井が高く、広々とした客室では、雅な彫刻や陶磁器、チーク材の家具と高級なファブリックがゲストを温かく迎えてくれる。7種類もの枕から自分に合ったものをセレクトできるのもうれしいところ。

「セラドン」は、首都を代表するタイ料理の名店。蓮池が囲む開放的なテラスで、旬の素材を生かした美味を愉しむ。これぞまさに至福。ちなみに、「コロネード」の朝食ブッフェもゲストに感銘を与えている。

左：エビ焼きそば“パッタイ”460バーツ、“ローストダックのレッドカレー”420バーツなど、セラドンのメニューはどれもまさに垂涎もの
右：「サロン」の“スコータイ・ティーセット” 800バーツ

 緑と光にあふれた「スパ・ボタニカ」で癒やされたり、プールサイドに横たわりまどろむのもいい。

 時計を止めて、贅沢なひと時を。

左：「スパ・ボタニカ」のトリートメントルーム
右：施術後にはルークチュップという果物形のお菓子を賞味

photographs:Atsushi Hashimoto
realization & text:CREA Traveller & Satsuki Osawa
coordination:Toshiko Nishida