もう少し値段を抑えた雑貨はいかが?

聖水を入れたりするのに使われる祭礼用品も、インテリア雑貨として売られている

 でも、昔のバリ雑貨の値段を知っている人のなかには「ちょっと高い!」と思う人がいるかも。そこで、もう少し値段を抑えたもので、ブリキふうの雑貨はいかが? 円筒形のは、キャンドルフォルダーやフラワーベースなど、インテリア小物として使えそう。1個1万5000ルピア(約150円)。四角いのは、ソカシといわれる、バリの伝統儀式でお供え物を入れる箱。こちらは大・中・小の3個セットで約6万ルピア(約580円)。

左:形もさまざまに用意された帽子 右:表情がかわいい、お猿さんのマラカス

 そのほかにも、気軽なお値段のものはたくさんあります。たとえばこちらの帽子、だいたい5万ルピア(約490円)。日本やヨーロッパの街角だったら、いくらリーズナブルといっても、このプライスでは手に入らないでしょう。そのほか、かわいいお猿さんのマラカスは3万5000ルピア(約340円)……。それでも高い、という人には、バティックで作ったシュシュはいかが? ビーズ付きで1万5000ルピア、日本円でなんと約150円です。

カラフルなデザインが南の島らしい、ビーズ付きシュシュ

 物価が上がったとはいっても、まだまだお買い得なバリ雑貨。1000円でも十分にショッピングを楽しめるはず。お宝探し気分で、雑貨探しをぜひ楽しんでみて!

KOKO(ココ)
住所 Jl.Monkey Forest Ubud, Bali
電話番号 0361-8620670
営業時間 9:00~21:00
定休日 無休(ニュピは休業)
URL ameblo.jp/koko-bali

吉田陽子(よしだようこ)
インドネシア・バリ島在住。インドネシア国内で発行される日本語情報誌『アピ・マガジン』編集長。編集・デザイン・執筆・マーケティング業のほか、現在はバリ古典舞踊プログラム『Tetamian(テタミアン)』を編成。日本とインドネシア間の友好イベントPRや、日本からの各種メディアの撮影・取材コーディネーションも手がける。

 

Column

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世界の12都市から、何が旬で何が起きているかをリポートするこのコーナー。
その街に今すぐ飛んで行きたくなる情報ばかりです!

text:Yoko Yoshida