「じゃばら」を使ったオリジナルドリンク

ロングカクテルの「じゃばらカイピリーニャ」¥1700。通常、カイピリーニャにはライムを用いるが、このカクテルでは代わりにじゃばらをフィーチャーしている

 環境省の予測発表によれば、今年のスギおよびヒノキの花粉飛散は、昨年春と比較すると、一部の地域を除いて全国的に多くなるとのこと。

 花粉症に悩む人にとっては、憂鬱な知らせだ。クシャミ、鼻づまり、鼻水、咳、目のかゆみに涙目……、今や日本人の5~6人に1人は花粉症だという。その誰もが、つらい症状を緩和してくれる手段を常に求めている。

 現在、大阪・心斎橋の「ホテル日航大阪」では、バーラウンジ「夜間飛行」「スカイクルーザー」の2店にて、花粉症の症状緩和効果が期待される“じゃばら”を用いたオリジナルドリンクを提供している。

 じゃばらとは、柑橘類の名前。奈良県と三重県の県境に位置する和歌山県北山村原産の、ゆずやすだちの仲間である。そのユニークな名は、邪気を払うことから名づけられたというから、実に縁起のいい果物だ。

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