今回ご紹介するのは、とびきりおいしい、ブルーベリージャムと桃・プラムジャム(各880円)です。

 お店の名前は『エバジャム』。宇佐美エバ亜希子さんという女性が作っている、国産材料を使った無添加のジャムは、とてもていねいな味がします。

本の装丁などでも知られる、巨匠・平野甲賀さんデザインのロゴ。手作りジャムに似合う!

 そのときどきの旬のくだものを知り合いの果物農家から仕入れて、月曜日から金曜日で、果物を洗って、煮詰めて、ビンに詰めるという作業をして、土曜、日曜で販売。全工程、自分ひとりでやっているため、一度に作れるのが、60個~100個だそうです。

 ジャムの種類は、季節ごとの果物の出来次第。例えば、今年の10月初旬は、ブドウと梨のミックスジャム、トマト(ボニータ)のジャム、秋姫プラムのジャム・コアントロー&バニラ風味などのジャムがありました。

 中旬、下旬には、イチジク&ピオーネのミックスジャム、ぶどうのジャム、ボニータトマトとレモンのジャム、などが登場。「今は、どんなジャムがあるかしら」とお店に向かうときからワクワクします。

 びんのふたを開けると甘ずっぱい、幸せな香りがします。ひとさじすくって、口に含むと、フルーツそのもののようなフレッシュな味わい。一番おいしい時に収穫されて、煮詰められて、ビンに封じ込められたからこその味です。

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2012.11.27(火)