今日はちょっと時間がある、という夜には、粉をこねるところからはじめる餃子づくり。

 粘土遊びのように無心になって楽しめて、意外と簡単。そして、もっちりした皮のおいしさは手づくりならでは。

 「按田餃子」の店主でもある料理家・按田優子さんの餃子レシピをご紹介。皮を手作りしたあと、その皮ごと楽しめる餃子を教えていただきました。

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「セロリの水餃子」のレシピ

■材料(20個分)

・皮:20枚


・豚挽き肉:100グラム
・セロリ(葉ごと)のみじん切り:
 100グラム
・しょうがのすりおろし:小さじ2
・塩:小さじ1弱

■つくり方

(1) ボウルに★を入れて練り混ぜる。

(2) 皮に1を1/20量ずつのせ、半分に折ってふちを閉じ、さらに両端をくっつける。

(3) 鍋にたっぷりの湯を沸かし、(2)を入れる。浮き上がったら、さらに1分ゆでる。

(4) 湯をきり、器に盛る。

●教えてくれたのは……
按田優子(あんだ ゆうこ)さん

「按田餃子」店主。世界の保存食や発酵食品を研究する料理家。近年はペルーのアマゾンをたびたび訪問している。近著に『食べつなぐレシピ』(家の光協会)がある。

秋の夜長 お腹が空いたら
皮からつくる餃子でお月見

2019.09.09(月)
Photographs=Kiichi Fukuda
Styling=Nobuko Nakayama(peddle)
Cooperation=UTUWA

CREA 2019年10月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

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忙しい日々で朝はとにかく時間がない……でも最近は、夜時間や眠りに着目したアイテムが多く登場。朝から夜へケアタイムもシフトしやすくなってきた。だんだん過ごしやすくなる秋の夜こそ、スキンケアに時間をかけ、読書をしたり映画を観たり、至福の一杯を手作りしたり。明日のきれいのために、ゆっくり過ごしてみませんか?