いまやすっかり定着した家飲みも、メインテーマを決めるだけでスペシャル感はグンとUP。この冬はぜひ、パーティを彩るお酒を中心にしてトータルでコーディネートしてみては? 絶品レシピと簡単なテクニックを相棒に、一味違った時間を過ごしたい。

 素敵な家飲みの時間を演出するテクニックやオススメのお酒を、シーンごとに紹介します。今回は第1回目、ワイン好き女子が集まる時の“家飲み”アイデアをご紹介。

» 第2回 カップル同士でリラックスしてウイスキー
» 第3回 義理の両親を招いて日本酒でおもてなし
» 第4回 ランチにサクッと集うなら微発泡で華やかに

 健全なぶどうを使い、余計な手を加えずに造られたワインだからこその、自然な旨みが魅力のビオ。ワイン好き女子が集うなら一人一本のビオを持ち寄って飲み比べをするのもおもしろい。

自然な造りとナチュラルな味わいが魅力のビオワインは、料理もテーブルもシンプル&ナチュラルに。それでいて、華やかさを演出するにはボリューム感が重要。小物もボリューム重視でチョイスして  スワッグ¥20000~(サイズ、花材は要相談)/ノビリス

ビストロメニューが鉄板!

シンプルでダイナミックな料理を鍋ごとテーブルへ

 ビオワインの流行発信地となったビストロメニューこそ鉄板。素材ゴロゴロのシンプルでダイナミックな煮込み料理を大鍋ごとテーブルに出せば、ゲストのテンションが一気に上がること間違いなし。

【 レンズ豆と鶏肉ソーセージの煮込み 】

■材料 〈4人分〉
鶏骨付きもも肉(ぶつ切り):8個(640g)
玉ねぎ(みじん切り):中1個分
にんにく(みじん切り):1片分
レンズ豆(乾燥):300g
ソーセージ:4本
クローブ:2粒
ローリエ:2枚
サラダ油:適量
塩、こしょう:各適量

■作り方
(1) 鶏もも肉に塩小さじ1、こしょう少々、クローブ、サラダ油適量をまぶす。
(2) 厚手の鍋にサラダ油大さじ1を熱し、(1)を皮目から入れてパリッと香ばしく焼き、いったん取り出す。
(3) (2)の鍋にサラダ油大さじ1を入れて火にかけ、玉ねぎとにんにくを加えて、焦がさないよう、しんなりするまで炒める。
(4) (3)にレンズ豆を加えて、(2)を戻し入れ、かぶるぐらいの水を注いでローリエを加え、強火にかけて蓋をする。
(5) 沸騰したら弱火にし、ときどきかき混ぜながら、煮汁が減りすぎたら水を足し、20分ほど煮る。
(6) 豆がやわらかくなったらソーセージを加えて5分ほど煮たら味見をし、塩、こしょうで調味する。

<次のページ> 温もりのあるハンドメイドのグラスを

2012.11.14(水)
text:Noriko Wada
photographs:Taro Terasawa
styling:Motoho Joh
cooking:Kyoko Salbot

CREA 2012年12月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

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