やせ菌とやせホルモンを
増やしてくれる最強コンビ

◎やせ菌の短鎖脂肪酸を増やす

「最近の研究では、腸内細菌がエサを分解するときに作り出される短鎖脂肪酸が血液中に多い場合は、脂肪細胞による糖や脂肪の取り込みを防ぐ効果があることがわかってきました。

 短鎖脂肪酸は、“天然のやせ菌”とも言われています。

 その短鎖脂肪酸を増やしてくれるのが、乳酸菌や腸内細菌のエサとなる食物繊維です。食物繊維が豊富なおからパウダーと乳酸菌たっぷりのヨーグルト。

 まさに最強の組み合わせです」

◎やせホルモンを増やす

「おからパウダーに含まれるβコングリシニンという成分に、やせ体質を作るアディポネクチンの分泌を増やす作用があります。

 脂肪細胞から分泌されたアディポネクチンは、脂肪を燃焼させる働きがあり、やせている人は、アディポネクチンの分泌が活発です。

 おからヨーグルトを食べて、βコングリシニンを継続して摂取していくと脂肪細胞が小さくなり、自然とやせホルモンのアディポネクチンを分泌しやすい体質になります」

●おからヨーグルトの作り方

おからパウダー1:無糖ヨーグルト4

「作り方は、おからパウダー 大さじ2:無糖ヨーグルト 大さじ8を混ぜるだけ。まとめて作る場合は、1:4の割合です」

おからパウダー1(大さじ2 ):無糖ヨーグルト4(大さじ8)。

「おからヨーグルトで、患者さんたちがダイエットに成功している要因のひとつは、おからパウダーが無味無臭なので、いつものヨーグルトを食べているのとかわらず継続しやすいことです。

 甘いものが食べたくなったら、代わりにおからヨーグルトを食べましょう。

 食前や食間の空腹時に食べると、満足感が得られて、我慢せずに食事量が減らせるという声も聞かれます。

 食物繊維や乳酸菌などは、食べるのをやめると1週間程度で腸が元の状態に戻ってしまいます。

 ダイエット成功の秘訣は、何より継続が大切です」

●工藤先生おすすめのトッピング

・ブルーベリーやストロベリーなどのベリー系
低カロリーで脂肪燃焼効果がある。

・抹茶
カテキンなどが脂肪燃焼をサポートしてくれ、食物繊維も豊富。

・キウイ、バナナ
食物繊維が豊富で、ポリフェノールが血行を促してくれる。

・ゴマ
ゴマに含まれるゴマリグナンが、肝臓で脂肪の分解を促し、脂肪の燃焼を促す。

工藤孝文(くどう たかふみ)

工藤内科副院長。糖尿病、ダイエット治療、漢方治療を専門とする。NHK「ガッテン!」日本テレビ「世界一受けたい授業」などで肥満治療評論家、漢方治療評論家として出演。『人生を変える! おからヨーグルトダイエット』『毎日100gダイエット!  内臓脂肪を減らす食べ方』(日本実業出版社)など著書多数。日本内科学会・日本糖尿病学会・日本肥満学会・日本抗加齢医学会などに所属。

『人生を変える! おからヨーグルトダイエット』

著・工藤孝文
定価:1,200円+税
KADOKAWA
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2019.07.19(金)
文=嵯峨佳生子
撮影=釜谷洋史
スタイリング=大沼静
レシピ提供=吉田 愛