肉の一切れずつが
大きい理由は?

 早くも最強2連発! その勢いにのって3本目は、豚のこめかみから頬の部分にあたる“カシラ”。こちらはおろしポン酢でいただきます。

「美味しそう~~! 思ったんですけど、野田さんのもつ焼、肉の一切れずつがだいぶ大きくないですか?」(もなりさん)

「自分だったらこれぐらいの量で食べたいなって大きさに切っていっちゃうので、どうしても一切れが大きくなっちゃうんですよ(笑)」(康裕さん)

「サービス満点ですね(笑)。では、カシラもいただきます。わ、カシラってこんなに脂のってるんだ。あれ、私カシラを食べたの初めてかも? いやいや、食べたことあるな。今まで食べたのとは別格の美味しさ。間違いなくナンバーワンです」(もなりさん)

「次は“のどナンコツ”を辛タレ(にんにくタレ)で。これは通常のメニューには載ってない部位ですね。ひとつの串でいろんな部位が食べられるようになってて。最初はタン下のあたりから、血管や気管の部分、最後はナンコツを叩いたものを串に打ってある。だんだんバリバリと歯ごたえのある感じになっていきます」(康裕さん)

「ホントだ! 途中からコリコリと硬くなりました。味付けもちょっと濃いめのにんにく醤油で、とっても美味しい!」(もなりさん)

 そして最後は“テッポウ”を、お店の定番であるタレでいただきます。

「なんだか見た目は、うなぎの蒲焼みたい(笑)。いただきます~! うーーわっ、ヤバッ! 食べても本当にうなぎの蒲焼に近いぐらいの美味しさ! これはお酒がすすみますね。今日はおまかせで出してもらいましたが、出す順番とかも考えてるんですか?」(もなりさん)

「一応、塩ではじまって、甘いタレで終わりたいって感じで。最初と最後は直球勝負で、途中でいろんな変化をつけるようなイメージですね」(康裕さん)

「すごーい! 1本1本にすごく手間がかかってるのがわかるし、どれも最高に美味しくて。これはもう最上級のもつ焼です!」(もなりさん)

「わー、ありがとうございます! うれしいね(笑)」(優香さん)

「ホントにね!」(康裕さん)

2019.07.11(木)
文=宮内 健
撮影=丸尾和穂