シリーズで女性のライフプランとお金についてお伝えしています。今回は「保育にかかるお金」と働くママを助ける制度について考えます。

 育休後も仕事を続ける働くママにとって、職場復帰後の子育ては不安がいっぱいですよね。急に子どもが病気になった場合どうしたらよいのか、時間短縮勤務をすると自分のキャリアはどうなるのか、などなど。仕事と子育てを両立できるかどうかが心配で、なかなか妊娠・出産に踏みきれない方も少なくないと思います。そこで、どのような保育サービスや支援があるのか、またどれくらいの料金がかかるのかを知っておくと安心です。

 働くママが子どもの預け先として最初に考えるのは保育園です。保育園不足が大きな問題となっていますが、何とか預けることができても、保育料が高いと感じる方が多いようです。

 保育園は「認可保育園」と「認可外保育園」の大きく2つに分かれます。違いは、国や自治体が定めた保育士の数などの一定の基準を満たしているかどうかです。

 認可保育園の保育料は、一般的に世帯での所得税額、子どもの年齢によって決まります。また、自治体によっても料金が違いますので、自分たちの条件でどの区の保育料が安くなるのか、各自治体のホームページで確認するといいでしょう。都心で多少高い家賃を払っても、そのエリアの保育料が安価な場合、トータルコストが抑えられることもあります。家計全体で考えて保育園を選択するのも大切なポイントのひとつです。

 認可外保育園の保育料は、所得にかかわらず一律の料金設定ですが、多くの人にとっては認可保育園より割高となります。ただし、東京都の認証保育所のように、自治体によっては認可外保育園の保育料の助成がある場合があります。また、共働きで収入が多いカップルの場合は、認可外保育園の方が安くなる場合もあります。自分たちの条件に合わせて比較検討することが大切です。

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2012.11.11(日)
text:Yoko Hanawa
photographs:Takashi Shimizu